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by the-sahara
| 2012-08-24 22:05
あと数日で誕生日。
何の問題もなく過ぎていくと思われた、20代最後の一週間に事件は起きた。
生まれて初めての骨折。
といっても、右手の小指に少しひびが入っただけなのだけど、不便で仕方ない。
今となっては、右手をどれだけ粗末に扱ってきたかがよく分かる。
体が自由に動くのは、当たり前のことじゃないんだと思い知る。
完全に固定するわけじゃないので、完治までは少し時間がかかりそうだけど、
無理せず、治していこうと思う。
しかし、整形外科の待ち時間にびっくりした。
3時間待ちとか、4時間待ちという声が、あちらこちらから聞こえてきて、思わず
持参した本の残りページを確認してしまった。
結局2時間程度ですんだけれど、読書タイムと割り切って、次も何冊か本を用意して
いくつもりである。
自分の不注意が招いたけが。
けがをしたことは、家族にも迷惑をかけるし、決して喜ばしいことではない。
でも、おかげで、焦ってちゃかちゃかと動き回っていた自分に、ブレーキをかけることが
できた。
もう少しだけ、ゆっくりと。
当たり前にみえる動作を、丁寧に。
そんなことを心がけて、いよいよ来る30代を、迎えたいと思う。
何の問題もなく過ぎていくと思われた、20代最後の一週間に事件は起きた。
生まれて初めての骨折。
といっても、右手の小指に少しひびが入っただけなのだけど、不便で仕方ない。
今となっては、右手をどれだけ粗末に扱ってきたかがよく分かる。
体が自由に動くのは、当たり前のことじゃないんだと思い知る。
完全に固定するわけじゃないので、完治までは少し時間がかかりそうだけど、
無理せず、治していこうと思う。
しかし、整形外科の待ち時間にびっくりした。
3時間待ちとか、4時間待ちという声が、あちらこちらから聞こえてきて、思わず
持参した本の残りページを確認してしまった。
結局2時間程度ですんだけれど、読書タイムと割り切って、次も何冊か本を用意して
いくつもりである。
自分の不注意が招いたけが。
けがをしたことは、家族にも迷惑をかけるし、決して喜ばしいことではない。
でも、おかげで、焦ってちゃかちゃかと動き回っていた自分に、ブレーキをかけることが
できた。
もう少しだけ、ゆっくりと。
当たり前にみえる動作を、丁寧に。
そんなことを心がけて、いよいよ来る30代を、迎えたいと思う。
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by the-sahara
| 2012-08-20 16:35
| 日常のひとこま
何かを始めるには、もってこいの日。
ネガティブな考えなんて、この青空の下では浮かびもしない。
何でもできる気がする。
春がやってきたんだなあ。
ネガティブな考えなんて、この青空の下では浮かびもしない。
何でもできる気がする。
春がやってきたんだなあ。
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by the-sahara
| 2012-04-23 11:41
大きくため息をついて、本をとじる。
まだまだ、物語の余韻に浸りながら、でもほんの少し、さびしさを感じながら。
森谷明子さんの『白の祝宴 逸文紫式部日記』を読み終えた。
前作の、『千年の黙』の続きに当たる作品で、かの有名な紫式部が京の都で起こる謎を解決していく物語である。
王朝推理絵巻ということで、日本史で習ったような人物が何人も出てくる。そのため、何度も人名の読み方を見失いながら、何度も前後のページを行き来しながら、毎日少しずつ読み進んだのだった。
344ページ、二段組みという、ボリュームのある本だったので、当然ながら、なかなか残りのページ数は
減っていかない。
それでも、毎日、しおりが少しずつ前に進んでいくのが楽しくて仕方なかった。
中盤くらいまでは「まだこれだけ読める」という気持ちと、「全然先が分からない」というもどかしさ。
中盤を超えると、ページが少なくなっていくのをさびしく思いながらも、続きを読みたいという気持ちから、
ページを繰る手を止めることができなかった。
この、自分がどこまで読み進んできたかが目で見える、というのは紙の本ならではだと思う。
少なくとも、自分が電子書籍をメインにして読書をする日は来ないのだろうな、と改めて確認してしまった。
本そのものが好きなわけだから、それはもう当然のことか。
そんなことを思いながら、駆け抜けた物語。
実は、さらに続きの作品があることがわかったので、今は図書館で借りられる日を心待ちにしている。
文庫本になったら、間違いなく買うだろうなあ。
それにしても、分厚い本って本当に楽しい。
まだまだ、物語の余韻に浸りながら、でもほんの少し、さびしさを感じながら。
森谷明子さんの『白の祝宴 逸文紫式部日記』を読み終えた。
前作の、『千年の黙』の続きに当たる作品で、かの有名な紫式部が京の都で起こる謎を解決していく物語である。
王朝推理絵巻ということで、日本史で習ったような人物が何人も出てくる。そのため、何度も人名の読み方を見失いながら、何度も前後のページを行き来しながら、毎日少しずつ読み進んだのだった。
344ページ、二段組みという、ボリュームのある本だったので、当然ながら、なかなか残りのページ数は
減っていかない。
それでも、毎日、しおりが少しずつ前に進んでいくのが楽しくて仕方なかった。
中盤くらいまでは「まだこれだけ読める」という気持ちと、「全然先が分からない」というもどかしさ。
中盤を超えると、ページが少なくなっていくのをさびしく思いながらも、続きを読みたいという気持ちから、
ページを繰る手を止めることができなかった。
この、自分がどこまで読み進んできたかが目で見える、というのは紙の本ならではだと思う。
少なくとも、自分が電子書籍をメインにして読書をする日は来ないのだろうな、と改めて確認してしまった。
本そのものが好きなわけだから、それはもう当然のことか。
そんなことを思いながら、駆け抜けた物語。
実は、さらに続きの作品があることがわかったので、今は図書館で借りられる日を心待ちにしている。
文庫本になったら、間違いなく買うだろうなあ。
それにしても、分厚い本って本当に楽しい。
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by the-sahara
| 2012-04-14 12:00
| 読む・聴く・見る
かすかに、除夜の鐘が聞こえる。
変化の一年だった。そして、感謝の一年だった。
家族に、友人に、職場の先輩や同僚に。たくさんの方々に支えられて、今日までやってくることができた。
ありがとう。
どうか、これから迎える一年が、幸せなものでありますように。
一年間、お世話になりました。
皆さま、よいお年を!
変化の一年だった。そして、感謝の一年だった。
家族に、友人に、職場の先輩や同僚に。たくさんの方々に支えられて、今日までやってくることができた。
ありがとう。
どうか、これから迎える一年が、幸せなものでありますように。
一年間、お世話になりました。
皆さま、よいお年を!
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by the-sahara
| 2011-12-31 23:38