待ち人、来たらず
2008年 07月 03日
赴任して以来、初の人事異動の時期を迎えた。
去年の夏の今頃は、まだ研修中で、正直他人事でしかなかった。
でも、今回は違う。
少なくとも、約一年間、毎日顔を合わせていた人が去っていくのである。あの人も、この人も、と、今日は一日中、みんな浮き足立っていた。
再来週から会えないのだと思うと、胸にぽっかり穴があいたような感じがした。
今回の私は見送る側であり、また迎える側でもある。
期待はしていかなかったし、頭では無理だと分かっていたはずだった。
一番迎えたい人は、残念ながら帰ることができなかった。
思わず、自分が異動する、と言ってしまいそうになる。そう願えば、楽になれる気がして。
でもそれは、間違いなのだ。
関西に帰りたいという思いは、そんなに簡単に覆せるものではなかった。今でもそれは変わらない。
この先、彼が戻るまで、私はこの誘惑と闘わなくてはならないのだと気づいた。
それはとても、悲しいことだった。
思った以上にショックが大きくて驚く。
意識はしなくとも、どれだけ戻ってきてほしいと思っているのか、気づいたからである。
鬼よ、笑うなら笑え。
来年こそは、「待ち人来る」のおみくじを引き当ててやる。
絶対、諦めてなるものか!
去年の夏の今頃は、まだ研修中で、正直他人事でしかなかった。
でも、今回は違う。
少なくとも、約一年間、毎日顔を合わせていた人が去っていくのである。あの人も、この人も、と、今日は一日中、みんな浮き足立っていた。
再来週から会えないのだと思うと、胸にぽっかり穴があいたような感じがした。
今回の私は見送る側であり、また迎える側でもある。
期待はしていかなかったし、頭では無理だと分かっていたはずだった。
一番迎えたい人は、残念ながら帰ることができなかった。
思わず、自分が異動する、と言ってしまいそうになる。そう願えば、楽になれる気がして。
でもそれは、間違いなのだ。
関西に帰りたいという思いは、そんなに簡単に覆せるものではなかった。今でもそれは変わらない。
この先、彼が戻るまで、私はこの誘惑と闘わなくてはならないのだと気づいた。
それはとても、悲しいことだった。
思った以上にショックが大きくて驚く。
意識はしなくとも、どれだけ戻ってきてほしいと思っているのか、気づいたからである。
鬼よ、笑うなら笑え。
来年こそは、「待ち人来る」のおみくじを引き当ててやる。
絶対、諦めてなるものか!
by the-sahara
| 2008-07-03 20:15