お片づけ

思えば、子供の頃から片づけが苦手だった。
それは今も変わっていなくて、捨てるのも苦手だし、整理整頓も苦手だ。
増える一方のモノ。
それに対して、定まらないモノの住所。
何とかせねば、とは常に思い続けている。

そんな私が時々、貪るように読むのが、数々のお片づけ本である。
読んだ後は、決まったようにお片づけ熱が出て、憑かれたように片づけを始め、またやめる、と何度そのパターンを繰り返してきただろう。
でも、一向に減らないモノ、とりわけ本に頭を悩ませ、また新たなお片づけ本を読んだのだった。
それが、『人生がときめく片づけの魔法』だった。

藁にもすがる思いで、というのだろうか。
書いてある通りにやってみようと決めた。
胸がときめく本、好きな本しか並んでいない本棚を、手に入れてみたいのだ。

今、スチールラックが3つと、それに収められていない本があちこちにあるのを確認している。
とりあえず、すべての本を床に並べるところから片づけが始まった。
床が本で埋め尽くされるまで、時間はかからなかった。
悲鳴を上げるのは、腰だけではなかった。
こんなあったのか……!!
どうみても本棚4つ分くらいの本が存在している。
誰だ、増やしたやつは! お前だよ! と突っ込みながら、しばし山の前に佇んでしまった。

ようやく床に並べたところで、次は手元に残す本を選んでいく。
胸がときめく本。好きな本。
それを基準に残していくのだがそれがなかなか難しい。
気づくと雑念が邪魔をする。集中しきれていないのを感じる。
それでも何とか選び終えて、本棚に再び収める。
本棚は3つ。
それでも、ずいぶん棚が空いて、すっきりした印象。

残さないと決めた本は売ることにしたので、梱包をして、先ほど集荷依頼をしたところである。
その数10箱。
一体何冊の本を送り出すのか、結果が楽しみである。
今までありがとう。

本を減らしたせいか、頭がすっきりしたのを感じる。
まだ、減らせる気がするなあ。
お気に入りの本しか並んでいない本棚を、必ず手に入れる。
そう決心するのだった。
[PR]
by the-sahara | 2013-09-21 14:04 | 日常のひとこま