旅の続き ~黄色、白、緑~
2009年 06月 04日
5月下旬の北海道。
桜には遅く、ラベンダーには早い。花を見るには、ちょっと寂しい時期かもしれないと伝え聞いていた。
でも、花がなくても、きっと鮮やかな緑が見られるはずだという期待通り、見事な野原がバスの車窓から見えた。
緑一色かと思っていると、黄色や白い何かが、点々と混じっているのに気づいた。
よく見ると、黄色はタンポポの花。白は綿毛で、それが野原一面に、咲いているのだった。
花がないなんてとんでもない。こんなにたくさんのタンポポは見たことがなかった。
まだ背の低いタンポポが一面に咲く姿は、絵本の一ページのようで、自然に子どもみたいな笑顔になってしまう。あの、まわりがぱあっと明るくなるような笑顔。
楽しいな、と思った。
小一時間ほど、ノーザンホースパークを散策したあとは、再びバスに乗り込んで、第一の目的地である登別を目指す。
ああ、何たる贅沢か。
温泉と聞く度に、日本人であることを幸せだと思う。
旅はまだ続く。
それがまた、何とも言えず嬉しい。
桜には遅く、ラベンダーには早い。花を見るには、ちょっと寂しい時期かもしれないと伝え聞いていた。
でも、花がなくても、きっと鮮やかな緑が見られるはずだという期待通り、見事な野原がバスの車窓から見えた。
緑一色かと思っていると、黄色や白い何かが、点々と混じっているのに気づいた。
よく見ると、黄色はタンポポの花。白は綿毛で、それが野原一面に、咲いているのだった。
花がないなんてとんでもない。こんなにたくさんのタンポポは見たことがなかった。
まだ背の低いタンポポが一面に咲く姿は、絵本の一ページのようで、自然に子どもみたいな笑顔になってしまう。あの、まわりがぱあっと明るくなるような笑顔。
楽しいな、と思った。
小一時間ほど、ノーザンホースパークを散策したあとは、再びバスに乗り込んで、第一の目的地である登別を目指す。
ああ、何たる贅沢か。
温泉と聞く度に、日本人であることを幸せだと思う。
旅はまだ続く。
それがまた、何とも言えず嬉しい。
by the-sahara
| 2009-06-04 18:12