コーヒー片手に、日々の何気ないことをつづった日記であります。


by the-sahara
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カテゴリ:寿( 7 )

ごあいさつ

明けましておめでとうございます。
皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

大病を患うことなく、今年も元気で過ごせるよう心がけたいと存じます。
早寝早起き。
腹八分目。
人生の先輩方の言葉が、身にしみます。
健康第一で、元気に過ごしたいものですね。
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by the-sahara | 2010-01-01 21:33 | 寿

上賀茂神社

何一つ、遮るもののない広い空。
遠くには、糺の森のような木立に山。
京都にこんなところがあるなんて、私はまだ全然、京都を知らないのだと思い知る。

赤い鳥居と楼門以外は、ほとんどが古色を帯びた社殿が建ち並ぶ。
上賀茂神社。
京都に通いだしてから、ずっと訪れたいと思っていた神社である。
結婚記念日に、その願いが叶うなんて嬉しい限りだ。

二ノ鳥居をくぐって、辺りを見渡す。
まず目を奪われたのが、黒にも見えるくらい、深い緑の木々を背景に立つ、白無垢の花嫁だった。
ちょうど写真撮影の最中で、その光輝くような姿に、ただため息ばかりがこぼれた。
末永くお幸せに、と願わずにはいられない。

境内をどんどん奥まで進み、中門の前までやってきた。
通常は、ここで参拝をする。
参拝をすませ、さあ行こうかと左を向いた私は、そこで足を止めた。
巫女さんの頭の上に、こんな言葉がある。
特別参拝。
国宝の本殿と権殿を間近で見ることができる。
そんな馬鹿な、と目を疑うも、確かにそう書かれている。
ならば、迷う必要なんてない。予定外の特別参拝をすることに決めた。

まずは「直会殿」という、お祓いをする建物の中で、神職のお話を聞く。
上賀茂神社、正式には、賀茂別雷神社の神話を、簡単にお話ししてくださる。
最後に、お祓いをしてもらい身を清めたら、いよいよ本殿へ参拝できる。

本殿と権殿(本殿の修復などのときに、ご神体を一時的に安置する建物)以外の社殿は、その多くが1628年頃に建造されたものだという。
300年以上前の建物の床に立って、約140年前に建造された本殿・権殿を眺める。
信じられないくらい、長い時が流れている。

「これは、平安時代の貴族が見た景色と同じなのです。」
と語る、神職の静かな声まで、夢のように遠い。
雨が、真っ直ぐに降り注ぐ様があまりにも綺麗で、目が離せなかった。
何も考えることができない。

本殿を修理するたびに受け継がれる技術。
それを守り伝える人が、どの時代にもいたこと。そして、それが今まで伝わってきていることに、心が震えた。
何かを思う気持ちは形になって、ちゃんと時を超えるのだと知る。
どれだけ多くの人が、この神社を訪れ、大切にしてきたことだろう。
その思いに、頭が下がる気がした。

清々しい気持ちで、神社をあとにする。
きっとまた、訪れることだろう。
次は、よく晴れた空の下を、歩いていきたいものである。
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by the-sahara | 2009-05-12 22:48 | 寿

下鴨神社

結婚記念日。
25日に引き続いて、すっきりしない空模様。
傘を片手に、バスに乗り込む。目指すは、下鴨神社である。

ここで結婚式をしようと決めたときと同じで、雨に濡れた新緑の糺の森が出迎えてくれる。
鳥居の前で一礼してから、鮮やかな朱色の楼門へ向かう。

幣殿の前に立って、二礼、二拍手、一礼。
まずは感謝の言葉を述べる。続いて家族の無病息災を願う。
もっと個人的な願い事をしていた時期もあったけれども、ここ数年は家族のことが中心になってきた。
一年一年、歳を重ねているのだなと思った。

中門を出て、おみくじを引く。
賜った言葉は「初心忘れるべからず」。
新たな一年の始まりにふさわしい言葉。

その初心を思い出させるかのように、楼門から白い傘を差しかけてもらった花嫁と花婿が歩いてきた。
鮮やかな緑に映える、白無垢の花嫁。
その姿を見て、背筋が伸びる思いがした。
また、ここから。
いつか、白髪になる日まで。
何度でも初心に返ろう。

ひんやりとした空気。
まだまだ傘は手放せない。
再び降り出す前に、バスは来るだろうか。
初めての上賀茂神社に、胸が高鳴る。
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by the-sahara | 2009-05-10 23:14 | 寿

下鴨茶寮

4月25日、土曜日。
天気は生憎の雨。
残念だけど、二週間も前に天気は分からないと思いながら、着物の着付けに向かう。

くすんだ赤紫の地の着物。
着ながら、「白い着物」がいかに特別な着物なのかと考えていた。
今日は白い着物ではないけれど、立派なハレの衣装。着物にふさわしくあるように、背筋を伸ばして歩く。

夫婦となってからの一年を締めくくる日。
25、26日と京都に滞在するのは、去年と同じ。
下鴨神社にお参りして、下鴨茶寮に行くのも。

主人とふたり、下鴨茶寮の見た目も味も素晴らしい料理をいただきながら、もっと年をとったら、もっと美味しく感じるのだろうね、と話す。
次、ここに来るときには、お互い、しわが増えているのだろうな。
その日が今から、楽しみである。

雨に濡れて、より鮮やかに見える緑の庭園を眺めながら、やっぱり京都で良かったな、と思う。
毎年、京都に来る約束をしたのと同じだからだ。この人と、ふたりで。

雨は止まない。
明日は晴れるといいなと思いながら、茶寮をあとにした。
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by the-sahara | 2009-04-29 11:28 | 寿

紙婚式

結婚してから、一年が経った。

夫婦となってからの歴史は、まだ紙のように薄い。
だけど、この先、何十年と同じ時を過ごして、この時の層を厚くしていきたいと思う。
いつか銀、そして金となる日まで、互いに息災でありたい。
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by the-sahara | 2009-04-28 20:18 | 寿

ハレの日

今日は、高校時代の友人の披露宴。
いつも以上に、彼女の綺麗な姿、幸せそうな笑顔に、胸がいっぱいになってしまった。
自分のことのように、嬉しかった。

ウェルカムボードの制作に関わらせていただくなど、この3か月の間、ずっと今日のことを考えてきた。
どんな色にしよう、模様にしようと、忙しい彼女の時間をいただきながら、進めてきたウェルカムボードの制作。
そして、無事に出来上がったときの、安堵のため息と、喜び。
今でもはっきりと思い出せる。この3か月が、どれだけ楽しかったかを。

おめでとう!
末永くお幸せに。
そして、楽しい時間をありがとう。こんなに思い出深い披露宴は、ありません。
この場を借りて、お祝い申し上げます。
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by the-sahara | 2009-01-31 20:33 | 寿

振り返る春 始まり

結婚情報誌を開けば、ドレスに教会式の情報ばかり。
今でこそ、和装の記事も増えてきたように思うけれども、やはり圧倒的に多いのは洋装の情報である。

式は教会か、レストラン。ホテルもあり。
ドレスは、シンプルで落ち着いたデザインがいいな。
結婚が決まった頃、まだ何の制約もない頃に、漠然と持っていた希望。

一応資料請求もしていたけれど、神前式なんて全く考えたこともなかった。
古くさいイメージがあったし、何よりもかつらをかぶるのが嫌だった。

神前式がダメなら、教会式。
そんな単純な考えで、結婚の準備を始めようとしていた。
今から二年ほど前の話である。もうそんなに前のことになるのかと、今更ながら驚いている。

振り返る春。
少しずつ、思い出を整理していきたい。
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by the-sahara | 2008-10-30 22:47 | 寿