道端の大根
2005年 11月 07日
兵庫県相生市の歩道で、大根がアスファルトを突き抜けて顔をのぞかせているというニュースを見た。大根の側には、「優しく見守りましょう」という立て札が置いてある。
なぜこんなところに大根が生えているのか分からないが、そのたくましさに頭が下がる思いだ。
アスファルトの厚さは3cmだそうで、その下には石を細かく砕いたものを敷き詰めた層があり、その下にようやく土の層がある。アスファルトから見て、十数cm下にある土の層からまっすぐ生長し、とうとう地上に出てこれたわけである。なんとも強い生命力。
今のところは通行にも支障がないということで、当分はそのままにしておかれるらしい。
なんとなく邪魔だという理由で、すぐに引っこ抜かれなくて良かったな、と思う。
東京の、もし新宿や池袋。常に道が人であふれかえっているような歩道に顔を出したとしたら…どうなっていただろう。ゆっくり立ち止まることもできない人の流れの中で、見ることはおろか、気づかれもしなかったかも知れないと思う。そんな余裕もないくらい疲れた人の心を、元気にさせるくらいの強さを大根、というか植物は持っているのに。
実物をこの目で見ることができないのは本当に残念なことだ。
ニュースを見ただけですごいと思わせるくらいだから、実際に見たら、立ち止まって、しゃがみこんで、葉に触れたりして、いっぱい力をもらうことだろうな。
なぜこんなところに大根が生えているのか分からないが、そのたくましさに頭が下がる思いだ。
アスファルトの厚さは3cmだそうで、その下には石を細かく砕いたものを敷き詰めた層があり、その下にようやく土の層がある。アスファルトから見て、十数cm下にある土の層からまっすぐ生長し、とうとう地上に出てこれたわけである。なんとも強い生命力。
今のところは通行にも支障がないということで、当分はそのままにしておかれるらしい。
なんとなく邪魔だという理由で、すぐに引っこ抜かれなくて良かったな、と思う。
東京の、もし新宿や池袋。常に道が人であふれかえっているような歩道に顔を出したとしたら…どうなっていただろう。ゆっくり立ち止まることもできない人の流れの中で、見ることはおろか、気づかれもしなかったかも知れないと思う。そんな余裕もないくらい疲れた人の心を、元気にさせるくらいの強さを大根、というか植物は持っているのに。
実物をこの目で見ることができないのは本当に残念なことだ。
ニュースを見ただけですごいと思わせるくらいだから、実際に見たら、立ち止まって、しゃがみこんで、葉に触れたりして、いっぱい力をもらうことだろうな。
by the-sahara
| 2005-11-07 18:11
| 日常のひとこま